2016年より稼動しているロードモバイル(ローモバ)はRTSゲームの定番です。グラフィックは綺麗で癖の無いタイプ。アニメゲーム以外のコラボが手厚いなど、アニメゲーム文化に明るい人でなくとも入れる敷居の低さが利点です。古めのゲームですが、最近では大幅アップデートがあり、最新のゲームシーンに合わせたゲーム性となっています♪
・ロードモバイルとは
ロードモバイルは、公式ページによるとRTSMMORPGとなっています。ただ、MMORPGとは大規模ロールプレイングゲームですが、RPG部分では1対1のPvPのコロシアムだったり、ソロでステージクリア型のRPT要素が有ったりとあまり大規模の要素がありません。どちらかというとMMOはRTSの方に掛かっているのかもしれません。
RTS部分では世界中のプレイヤーがリアルタイムで同時に内政や軍事を行っていて、熱い駆け引きを楽しめる、本格的なリアルタイムストラテジーとなっています。
・リアルタイムストラテジーとしてのロードモバイル
RTS部分は、オーソドックスなRTSとなっていて、プレイヤーはフィールド上に城を一つ持つところから始まります。フィールドには他のプレイヤーの城や、資源ポイントがあります。資源ポイントに部隊を派遣することで資源を増やすことができます。
他プレイヤーの城に部隊を派遣して攻撃する事でも資源を得られますが、その場合は戦争となります。他プレイヤーの城から資源を得るということは、他のプレイヤーから資源を奪うことになります。なので、攻撃されたプレイヤーの資源は減ることになります。プレイヤーは当然、資源が減るのを嫌がるし、資源が減ったら城を強くするのに支障が出るので、抵抗せざるを得ないでしょう。
そうすると、自分の城よりも強い城に攻撃を仕掛けた場合、反撃されると自分側の資源が奪われます。相手が圧倒的に強いプレイヤーだった場合、一方的に資源が奪われることになる場合もあります。
また、自分よりも格下の場合でも、実力が拮抗していたら戦争が泥沼化したり、泥沼化しなくとも、自分の方にも多大な被害が出て、結果的に大量の資源を消費してしまうといった事が考えられます。なので、特に序盤の城が弱い時には気軽に攻撃を仕掛けることはできません。
なので、プレイヤーは、ひたすら城を鍛えて強くする必要があります。この辺りも、一般的なリアルタイムストラテジーと同じで、建設を進めて様々な機能を解放、強化して城を強くしていくことになります。
ロードモバイルはスマホ向けリアルタイムストラテジーゲームの中でも人気が高く、また、サービスも2016年より開始しているので、プレイヤー数が多いゲームとなっています。ギルド対ギルドの戦争となると、プレイヤー数十人同士での戦争となりまさにMMORTS、大規模リアルタイムストラテジーといった、大迫力の戦争が楽しめます。
・ロールプレイングゲームとしてのロードモバイル
RPGの要素は、どちらかというとRTSの副要素として楽しむことができます。RPGらしい部分としては、パーティーを編成し、ステージクリア型の冒険をする部分。コロシアムで1対1のPvPをする部分。そして、ヒーローの育成要素でしょう。
冒険モードでは、5人のヒーローを編成して敵を倒し、ステージをクリアしていくというゲーム性となっていますが、冒険モードではヒーローの育成の他、新たなヒーローが仲間になることもあります。
また、ステージにチャレンジするにはスタミナを消費しなければいけないので、MMORPGというよりは、スマホ向けRPGのゲーム性に近いものとなっています。ステージをクリアすると装備や勲章が手に入ります。それらをヒーローに装備させることで、ヒーローを強化することができます。それを繰り返すことで、より難しいステージもクリアすることが可能となるので、より先のステージへと進むことが可能となります。こうしてステージをクリアしていくというハクスラ系RPGとなっています。
RPGモードで入手したり、育成強化したヒーローは、RTSモードでも活かせます。ヒーローにはバトルスキルが備わっていて、資源獲得量を増やすスキルや、研究時間、建設時間を短縮するバトルスキルもあります。資源の量や、研究時間、研究時間は城の強化と直結しているので、こういったスキルを持つヒーローが居た場合、RTS部分でもかなり有利になることができます。
また、軍隊のパラメータを強化するバトルスキルを持ったヒーローも存在します。こういったヒーローを戦争に随伴させることにより、戦争面でも有利になります。
バトルスキルは主にRPG要素の中で強化することができるので、RTS要素のためにRPG要素をやり込んでいく。といったプレイングが一般的なロードモバイルのやり方となります。
・ロードモバイルの大幅アップデート
やり込んでいるプレイヤーが、よりやり込める要素が追加されました。例えば、ドラゴンアリーナの改善です。ドラゴンアリーナとはGvGのギルド戦で、ギルド同士で拠点を占領し合い、より占領ポイントが多い方が勝つという形式の対戦要素です。アップデートにより拠点が少なくなり、必要ソロポイントが減りました。これによって、報酬が稼ぎやすくなりました。
魔獣討伐画面の改善も、細かい部分ですが、遊びやすさがかなり改善された部分です。今までのヒーロー編成は、同じ端末で遊ぶ場合に、アカウントが別でもプリセットの保存は共通となっていました。しかし、同じ端末で複数アカウントでプレイする場合、それぞれ別に編成を保存できるようになりました。複数アカウントでプレイしているプレイヤーには嬉しいアップデートとなりました。
アストラ魔獣、専用アストライトの実装も、古参プレイヤーにとっては影響の大きいアップデートとなったでしょう。専用アストライトの実装により、装備の強化がやりやすくなりました。それに伴い実装されたアストラ魔獣ですが、従来の魔獣よりも数倍の耐久力があり、熟練プレイヤーにとっては倒し甲斐のある魔獣となりました。とはいえ、専用アストライトは攻撃するだけで入手できるので、倒してもあまりメリットは無く、趣味の領域となりそうです。
メインはRTSなものの、RPGの要素も取り入れられているロードモバイル。大幅アップデートも入り、より遊びやすく、よりやり込みがいのあるゲームとなりました。RPG要素があると言っても、ゲーム性としてはオーソドックスなRTSなので、RTS好きな人はやって損は無いゲームだと思います。
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